
SIMカードだけ差し替えれば、 好きな端末にすぐに機種変更できる って聞いたことあるけど、 スマホ本体ってどうやって買えばいいの?


スマホが壊れたから すぐにスマホ本体だけを購入する必要がある、 格安SIMに変えたから、 スマホ本体だけを別で購入したい ……など、 キャリアショップでの契約抜きで スマホ本体を購入したいシーンが 色々ありますよね。
なるべく安く
スマホ本体だけを購入する方法

スマホ本体だけを購入する方法や、なるべく安く買う方法を徹底解説。
それぞれにどのようなメリットとデメリットがあるかも含めて紹介いたします!!
スマホ本体のみ
購入する方法

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キャリアショップ
docomo、au、SoftBankなどのキャリアショップでも、スマホ本体のみでの購入は可能です。
店頭およびオンラインショップの双方で購入することができます。キャリアショップの
メリット-
安心感と信頼性
大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンクなど)の直営店であるため、偽物や不正な端末である可能性は極めて低いです。
また、スタッフに直接相談できるため、不明な点や不安な点を解消しやすいです。 -
最新機種を直接確認できる
店頭に最新機種が展示されているため、購入を希望する機種が最新機種であればですが、実際に手に取って質感や操作感などを確認できます。
キャリアショップの
デメリット-
価格が高い傾向がある
特に、契約を伴わない本体のみの購入の場合は、割引が適用されにくいため、定価に近い価格になる可能性が高いです。
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選択肢が少ない場合がある
キャリアショップで取り扱っている機種は、そのキャリアが販売しているものに限られます。
また、新しい機種以外の取り扱いも少ないため、選べる幅はかなり狭まります。 -
店頭で購入する際には手数料が別途かかる
キャリアショップの店頭で購入する場合、購入するにあたりスマホ本体価格とは別に事務手数料がかかります。
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オンラインショップで購入するにはアカウントが必要
キャリアのオンラインショップでスマホ本体のみを購入するのに回線契約が必須なわけではありませんが、基本的にアカウントが必要となるので、アカウントを所持していない場合は新たに作成する必要があります。
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回線やオプションの勧誘がある
もちろんそれがビジネスなので仕方がないですが、スマホ本体のみでの購入を希望していても、回線やオプション加入の勧誘はよくあること。
もちろんお断りすることは可能なので、不要なオプションを付けたりはしないことをおすすめします。
キャリアショップでの
スマホ本体のみ購入に関するまとめ安心感は抜群
キャリアショップでのスマホ本体のみの購入は、安心感は抜群ですが、なるべく安く買いたい、色々な機種から選びたい、というユーザーには不向きな方法かもしれません。
キャリアショップで購入したいという場合は、時期によってセールが行われることもありますので、タイミングを合わせられるならそのタイミングで買うのが良いかもしれません。
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家電量販店
家電量販店でのスマホの購入は基本的に「併売店」という形となり、複数の通信キャリアやメーカーの端末を比較検討して購入することが可能です。
また、その家電量販店独自のポイントを使用したり貯めたりすることができます。家電量販店の
メリット-
キャリアショップよりも豊富な機種の選択肢
様々なメーカーのSIMフリー端末や、各通信キャリアの端末を取り扱っているため、幅広い選択肢の中から比較検討できます。
一つの店舗で複数のキャリアの端末を見比べられるのは大きなメリットです。 -
家電量販店のポイントを使える
家電量販店に入っているスマホショップでは基本的にその店舗のポイントを貯めたり使ったりすることができます。
家電量販店でスマホを購入する最大のメリットと言えるかもしれません。 -
周辺機器を同時に購入しやすい
スマホ本体だけでなく、ケース、保護フィルム、充電器、イヤホンなど、関連するアクセサリーをまとめて購入できます。
家電量販店の
デメリット-
キャンペーンや割引の条件が複雑な場合がある
ポイント還元や割引には、特定のクレジットカードの利用や他の商品との同時購入、そのお店指定のオプションに加入が必須など、条件が付いている場合があります。
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手数料がかかる場合がある
家電量販店では複数のキャリアやメーカーがそれぞれ出店している場合が多く、購入する窓口により販売時に事務手数料がかかる場合があります。
家電量販店でのスマホ本体のみ
購入に関するまとめ選べる選択肢が広く
ポイントを活用できる家電量販店でのスマホ本体のみの購入は、キャリアショップよりも選べる選択肢の幅が広く、また、その家電量販店独自のポイントを貯めたり使用できたりするのも魅力。
ただ、購入時の割引適用のためには特定のオプションに加入や指定のクレジットカードの利用などの条件が付いていることも多く、またキャリアショップのように販売時に手数料がかかることも多いです。
そのお店のポイントを貯めている、自分の状況にピッタリ合ったキャンペーンが開催されている、などという場合のご利用をおすすめします。
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メーカー直販のECサイト
各スマホメーカーによる自社ECサイトでのスマホ本体の直接販売もされています。
特に有名なところでは、Apple StoreでiPhoneを購入する場合ですね。
基本的にキャリアモデルの機種を購入することはできませんが、同機種のSIMフリー版を購入することができます。メーカー直販のECサイトの
メリット-
安心感が高い
他ならぬメーカーから直接購入しているので、商品への安心感は高いです。
また、届いた端末に何か問題があっても、メーカーから買っているので対応にも信頼感があります。 -
メーカーサイト販売限定のモデルもある
メーカーによっては、自社サイト限定で販売をしているモデルを出していたりもします。
メーカー直販のECサイトの
デメリット-
価格は定価販売が基本
メーカーは各販売店に商品を売ってもらっているわけですから、自分のところだけ勝手に安くするわけにもいきません。
そのため、基本的には定価販売となります。モデルや時期によってはセール品が出ることもあるようです。
メーカー直販ECサイトでの
スマホ本体のみ購入に関するまとめ安心でサポートもある
安心度は高く、その後のサポートに関しても信頼できるのがメーカー直販からの購入ですが、 基本的に定価販売となるため「安く購入する」という目的からはずれてしまうかもしれません。
ただ、キャリアショップなどでは取り扱いのないコスパ抜群の機種が売っていたりもするので、気になるメーカーがあるなら調べてみても良いかもしれません。
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WEBショップ
Amazonや楽天に代表される各種ECサイトでもスマホ本体のみを購入することが可能です。
価格の比較がしやすく、手数料などもかからない等の手軽さから、近年利用者が増えている購入方法です。WEBショップの
メリット-
価格の比較がしやすい
どうせ買うならなるべく安く購入したいものですが、Amazonや楽天、大手価格比較サイトでなら各ショップの販売価格を見比べて購入を考えることができます。
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手数料がかからない
キャリアショップなどでの購入とは異なり、販売時に手数料を取られることはありません。
ただし、サイトや商品によっては送料はかかります。 -
余計な勧誘がない
オンラインショップでも各種オプションのおすすめや選択肢が表示されることはありますが、選ばなければ良いだけなので、そこに関わる手間やストレスは最低限で済みます。
WEBショップの
デメリット-
業者の信用度
大手マーケットサイトでは、直販ではなく各業者が出品している場合も多く、中にはあまり信用できない業者が紛れている場合もあります。
よく調べた上で購入するよう気をつける必要はあります。 -
商品に問題があった時の対応が煩雑な場合も多い
実店舗が存在しない場合、メールや電話でのやりとりがメインとなり、また持ち込むこともできないので発送の手間もあります。
安心感という面でも実店舗がないというのはデメリットになるかもしれません。 -
実機を確認することができない
オンラインショップでは画像での確認が主となり、実機の質感や操作感を確認することはできません。
購入前にYouTubeなどで詳細にレビューしている動画などをチェックしておくのも良いかもしれません。
WEBショップでの
スマホ本体のみ購入に関するまとめ楽にお得な商品を見つけられる
Amazonや楽天などでのお買い物が一般的になっていますので、出品者をきちんと選別できればお得な価格で購入も可能です。
出品業者によっては信用面に不安があったり、購入価格を安くしてその分送料を高額にしているような業者も存在していますので、購入前に確認は必要かもしれません。上手に活用できれば、楽にお得な商品を見つけることのできるお買い物方法です。
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中古スマホショップ
できるだけ安く手に入れたいユーザーにピッタリなのは中古スマホ販売店。
もちろん商品は中古になるので、商品状態やバッテリーに関して注意が必要ですが、ショップによっては未使用品のスマホを扱っている店も。
安心感ではキャリアショップなどに及びませんが、安く買える点と最新機種以外でも選べるラインナップの広さでは一番かもしれません。中古スマホショップの
メリット-
とにかく安く買える
中古なので新品での購入よりもお値段は安くなります。
商品状態の良い中古品を見つけることができれば、かなりお得なお買い物になるでしょう。
また、ショップによっては未使用品のスマホを扱っているお店もありますので、気になる方は探してみましょう。 -
幅広いラインナップから選べる
キャリアショップなどでは基本的に最新機種、および在庫が残っている機種のみの取り扱いになりますが、中古スマホショップなら新旧取り混ぜたラインナップから選ぶことが可能です。
型落ちのハイエンド機種が現行のミドルレンジクラスの価格で買えたりしますので、憧れの機種をお手頃の価格で手にいれるチャンスも。 -
実店舗があれば万一の際の対応も楽
オンライン専門の中古スマホショップもありますが、実店舗を設けているショップも多く、それぞれ独自の保証期間を設けています。
何かがあった時、実店舗のある中古スマホショップを選んでおけば、より安心度は高いでしょう。 -
購入時に下取りをしてくれる業者も
商品を購入する際に使わなくなった機種を買取に出すことができ、その際に購入時の割引や買取価格の増額をしてくれるお店も。
上手に活用すれば、想定よりもお金の持ち出しを少なくすることができます。
中古スマホショップの
デメリット-
中古なので状態は様々
中古商品は前のユーザーが使用していた商品になりますので、外装・中身ともに状態は様々となります。
特にバッテリーは新品ではないので、ある程度の消耗を考えておく必要があります。
なるべく保証期間がしっかりとした業者を選ぶことをおすすめします。 -
ネットワーク利用制限やアクティベーションロックのリスク
先のオーナーが端末代金の支払いを未払いのままにしたり、スマホを買取に出す際に適切なデータ消去がなされていない場合に、ネットワーク利用制限やアクティベーションロックというリスクが発生します。
ある程度の規模の中古スマホショップなら、こちらの症状にはまず保証が付けられていますので、購入前にショップ規定の保証内容の確認をしておきましょう。 -
付属品が揃っているとは限らない
中古スマホは本体のみの状態のものも多く、付属品が揃っていない可能性も高いです。
最近は新品でも箱とマニュアルのみの付属という商品が多いですが、機種によっては充電器やイヤホン等の付属品がある機種もありますので、購入前に付属品の有無を確認しておくのが良いでしょう。 -
スタッフに商品知識があるとは限らない
キャリアショップと比べ、スタッフが商品にどれほど精通しているかは不透明な部分も。
扱っている商品の幅も広いため、全機種に通じているスタッフの数は限られてくるかもしれません。
なるべく詳しいスタッフが常駐しているお店を探してみると良いでしょう。
中古スマホショップでの
スマホ本体のみ購入に関するまとめ安く買える
型落ちの商品が見つかるとにかく安く買いたい、型落ちの商品で欲しい商品がある、というユーザーには一番おすすめの買い方になります。
ただし、中古なので商品状態に関しての不安があり、また業者によって信用度がまちまちになりますので、信用できそうな販売店をしっかりと見極めることが必要になります。
実店舗があったり、実績の多い業者が比較的安心感が強いかもしれません。
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フリマアプリ
一番安く買える可能性があるのは、このフリマアプリでしょう。
もちろん自由価格のため中古スマホショップよりも高い値段が付いている場合もありますが、探せば一番安い価格の機種を見つけられることも。
ただし、基本的に個人間取引となりますので、商品状態に問題があったり、別の品物を送りつけてくるような良くない売り手が紛れていることにはご用心。フリマアプリの
メリット-
とにかく安く買えるかも
一番安い商品を見つけられるかもしれないのがフリマアプリ。
良い売り手を見つける事ができれば、欲しかった商品を他で買うよりも安く買えるでしょう。
フリマアプリの
デメリット-
信用面で不安が拭えない
個人が出品するフリマアプリだと、いざ何か問題が発生した時に対応が煩雑、難しい時があります。
また、SNS等でもしばしば別のものを送りつけてくる悪意ある売り手の話題があがりますので、無闇に安さに飛びついてしまうことなく、売り手がどれくらい信用できるのかを調べてからの購入をおすすめします。
フリマアプリでの
スマホ本体のみ購入に関するまとめ安い商品が見つかればお得
一番安い価格で、という場合はフリマアプリが最も可能性が高い方法になります。
ただし、個人間取引になるので、とにかく売り手の信用面に関しては気を付けてください。
良い売り手を見つける事ができれば、かなりお得な買い物ができるかもしれません。 -
スマホ本体のみを
安く買うおすすめの方法

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【安さ重視】の場合
安さ重視で見るならば、フリマアプリ、中古スマホショップが二代巨頭となるでしょう。
ただし、双方ともに商品状態、業者の信用度という面ではキャリアショップや家電量販店には及びません。 -
【安心感重視】の場合
安心感重視の場合は、やはりキャリアショップやメーカーサイトから直接購入がおすすめの方法になります。
ただし、価格は定価やそれに近い価格での購入になることが多いです。キャリアショップなどでは時期によって特売セールが開催されますので、そのタイミングを使って購入するのがお得な買い方となるでしょう。
特に新型の機種が発売されたタイミングなどに、型落ちとなる旧機種の値下げや特売がかかることが多いので、最新機種にこだわらなければそのタイミングで買うとお得な価格で新品のスマホを購入できます。
安心度をできるだけ高めつつ、
なるべく安く購入するおすすめの方法
- 実店舗があり、保証が厚く、実績も多い中古スマホショップを選ぶ
- そのお店で古い機種を買取に出し、購入資金の足しとする
- ショップによっては買取と購入を両方利用することにより、買取増額などの特典を受けることができるので、上手に活用
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店舗に赴く事が可能ならば、実店舗に赴いて直接商品状態を確認して購入する。
WEB購入ならば商品状態の記載があるので、グレードの高い中古品もしくは未使用品を購入する(商品状態はそれほど重視せず、とにかく価格重視という場合はグレードの低い中古品を選べばより格安なお値段で購入できます) この方法が、相対的に見てもっとも安心感と格安価格を両立できる方法かもしれません。
本体のみで
購入したスマホを使うには

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SIMカードを入れ替える
これまで使っていた機種からSIMカードを取り出します。
この際、丁寧に作業しないとSIMトレイを破損したり、SIMカードの金属部分に触って支障をきたす事がありますので、気を付けながら丁寧に取り出すようご注意ください。 -
APN設定を行う
基本的に、電話回線はSIMカードを入れ替えただけで使えるようになりますが、それだけではネットに繋げることができません。
ネットに繋ぐためには別途APN設定という端末を通信に繋ぐための設定が必要です。
ただ、例えばdocomoのSIMカードを、新たに購入したdocomoのスマホ本体で使うなど、同一の通信事業者のSIMカードとスマホ本体で使い場合などは、APN設定が必要ない場合が多いです(100%設定の必要がないとは限りませんのでご注意ください)。
また、SIMフリーの端末などでも、機種によってはあらかじめ複数の通信事業者のAPN設定がされている機種もあります。
ただ、こちらはイレギュラーくらいに考えておいても良いでしょう。
APN設定に関しては、使用するSIMカードの通信事業者ごとに設定内容が変わりますので、WEBで確認の上で記載のとおりに設定を進めてください。
本体だけで
スマホを購入する際の注意点

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SIMロックの有無を確認する
2021年10月1日以降に発売されたスマートフォンでは、SIMロックが原則として廃止されました。
それ以降に発売された機種は基本的にSIMロックがかかっていることはありませんが、古めの機種を使う際にはSIMロックの有無は確認しておいてください。 -
SIMカードのサイズを確認する
こちらも現在使われているスマホの大半はnanoSIMというサイズのSIMカードなので心配は少ないですが、古めの機種を使う際には、microSIMや標準SIMなどと呼ばれる、nanoSIMよりも大きなサイズのSIMカードの対応機種である可能性もあります。
加えて、eSIMを利用している場合は、購入する端末がeSIMに対応しているかも確認していく必要があります。 -
中古スマホならネットワーク利用制限の確認をする
中古スマホの場合は、ネットワーク利用制限の確認をしておいた方が良いでしょう。
ネットワーク利用制限とは、キャリア等で購入したスマホの分割払いが滞ったり代金が支払われなかった場合など一定の条件で、キャリアから通信に制限がかけられてしまい一切の通信ができなくなる状態のことを指します。端末のネットワーク利用制限の状態は、端末固有の製造番号(IMEI番号)を専用ページで入力することにより調べる事ができます。
ショップによってはネットワーク利用制限の状態を商品に記載していますので、そちらを確認の上で購入しましょう。
また、万一ネットワーク利用制限に引っかかった場合に返金・交換等の保証を付けている中古スマホ業者からのご購入をおすすめします。
スマホを本体のみで
購入することには
メリットがあります!

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安く買える!
キャリアショップや家電量販店のセールを活用したり、中古スマホショップを利用することで、普通に機種変更するよりも安く買えます。
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契約に縛られなくて済む!
通信契約に紐づいてスマホを購入すると、割引のために数年間の契約縛りを受けたり、不要なオプションに加入することを求められたりしますが、スマホ本体のみの購入なら各種契約周りの制約を受けることはありません。
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好きなモデルで格安SIMカードを使用できる!
格安SIMを発行している通信事業者でもスマホを販売していることが多いですが、自分で選んだ好きな端末を格安SIMカードで使うことができます。
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ただし、スマホを本体のみで購入する際には、初期設定やAPN設定を自分で行ったり、何か分からないことがあった時、自分で調べなければならない事も出てきます。
ただ、基本的に設定などについてはWebで検索すればほとんどの事は出てきますので、やはりメリットが大きいと言えるのではないでしょうか。キャリアショップやメーカー直販でスマホ本体を購入し、今まで使っていたスマホ本体は中古スマホショップに買取に出すといった合わせ技もできますので、自分の要望や使用したい機種に合わせて、色々な使い方を考えてみてくださいね!