実は掴むことができる「周波数帯(バンド)」は機種によって異なっています。
例えば、SIMフリー端末、SIMロック解除端末であっても、auが使用している周波数帯の一部を掴むことができないといった機種も多々あります。
とはいえ、周波数帯の一部を掴めなかったとしても、他の周波数帯でカバーできる場合もありますので、一概に1つでも欠けていたから完全にアウト、というわけでもありません。
ですので、使用予定のキャリアや、格安SIM販売会社以外から販売されているSIMフリー端末、SIMロック解除品を購入して利用する場合には、予めその端末が使用予定の周波数帯を掴むことができるかどうかを確認して、ご購入を検討いたしましょう!
バンド周波数帯 | ドコモ | au | ソフトバンク |
---|---|---|---|
Band12.0GHz | ◎ | ◎ | ◎ |
Band31.7GHz | ◎ ※1 | ○ | |
Band8900MHz | ◎ | ||
Band111.5GHz | △ | ○ | |
Band18/26800MHz | ◎ | ||
Band19800MHz | ◎ | ||
Band211.5GHz | ○ | ||
Band28700MHz | △ | △ | △ |
Band423.5GHz | △ | △ | △ |
※1 主に東名阪で使われているバンド帯です。
総務省がSIMロック解除に関するガイドラインを平成22年に策定しました。
そのため、現在各キャリア(docomo、au、SoftBankなど)から発売されている端末は、端末契約者がSIMロック解除を行う事ができます。
SIMロック解除済みの端末であればどの周波数帯でも利用できる事ではないのは上述いたしましたが、実は落とし穴が隠れています。
「Xperia XZ」という機種を例にみてみましょう。 この端末はdocomoでは「SO-01J」、auでは「SOV34」、SoftBankでは「601SO」といった型番で各キャリアから販売されています。
実はこれらの端末をSIMロック解除をしたとしても、全て同一の「周波数帯(バンド)」を掴むことのできる「Xperia XZ」になるというわけではありません。
docomo「SO-01J」ではバンド18/26が使えず、au「SOV34」では利用可能。au「SOV34」ではバンド8が使えず、SoftBank「601SO」では利用可能、といったような差異がSIMロック解除をしてもあります。
この差異は機種ごとによって異なり、差異がない機種もあります。(iPhoneなど)
各キャリアページにて解除済みの場合の利用可能「周波数帯(バンド)」が公開されていますので、ご購入の前に一度ご確認いただく事をオススメ致します。
イオシスでは、SIMフリー商品ページ内のスペック表にて、利用可能なバンド帯を載せております。(一部端末を除く)
こちらを是非参考にして、イオシスにてショッピングをお楽しみください!
スマートフォンや携帯電話などは電波を使って通信を行っています。
インターネットはもちろん、LINEなどのメッセージのやりとりも電波を使っています。
その電波は「周波数帯(バンド)」で区分けされており、各キャリアによって使用している「周波数帯(バンド)」が異なっています。
周波数は限りがあるため、区分けは国(総務省)によって決められており、各キャリアにそれぞれ使用可能な周波数帯が割り当てられています。