刮目せよ、即戦力の型落ちMacの実力を!
MacBook(M1 / M2 / M2 Pro)
2026年06月05日
とむ
イオシスアキバ中央通店
愛用ガジェット iPhone Pro Maxシリーズ、Galaxy Sシリーズ、Pixel Pro XLシリーズ
ガジェット選びで重視するポイント 色、見た目、画面の大きさ、カメラの写りの良さ
お久しぶりです!アキバ中央通り店に異動になり、Macコーナを担当しています!とむです!
動画編集始めたいな~という方、意外といらっしゃるのではないでしょうか?
でも自分が今後どれくらい本気でやれるのか見えないからあんまり高い買い物はできないし、Macも種類が多くて分けわからんってなりますよね。
ということで、この記事ではぼくの家にあるMac3台に頑張ってもらった様子をお届けします。
入門Mac選びの助けになれば幸いです。
少々長い記事になってしまったので、先にダイジェストです。
今回登場するのはこちら↓↓↓
・2020年モデル 13インチMacBook Pro (M1 [8コアCPU /8コアGPU]/16GB/512GB)
・2022年モデル 13インチMacBook Air (M2 [8コアCPU /10コアGPU]/16GB/512GB)
・2023年モデル Mac mini (M2 Pro [10コアCPU /16コアGPU]/16GB/1TB)
※いずれもmacOS 15.7.7、Final Cut Pro 12.2において、4K相当
(2880x2160)、3分55秒の動画をレンダリング、H.264マルチパス(高品質)で4K品質のmp4で書き出しを行った様子を比較しています。
なお、この検証ではモデルによるSSD速度の違いを排除するため(建前)、MacBook Airのストレージの空き容量がなかったので(本音)、以下のNVMe SSDとUSB4対応のエンクロージャー(SSDケース)を用いています。
・Western Digital WD_Black SN770 (1TB)
・Logitec LHR-LPNVWU4CD
タイムを見る前に、レンダリングを開始して少し経過した際のMacのアクティビティモニターの様子をお見せします。
これはWindowsのタスクマネージャーのような機能で、Macの中のチップやメモリがどのような状態にあるのかを確認することができます。
レンダリングはお菓子作りでいうと焼き上げる前の工程、材料を混ぜている段階に近いんですが、これはGPUがメインの処理を担当しているようです。
GPUが強化されているProチップは強い。第2世代モデルでもこの余裕。
青いグラフはGPUの使用率を表すものですが、GPUの強化されたProチップはまだ余裕があるようです。
一方、ベーシックなM1、M2では天井いっぱいいっぱいまで張り付いて処理を回しています。
赤と緑のグラフはCPUの使用率です。色の違いは気にしなくていいのですが、M1はそこそこの使用率、M2 Proは余裕がありますね。
M2だけ変な挙動をしているように見えますが、これはMacBook ProとMac miniには排熱のためのファンが内蔵されていますが、MacBook
Airにはそれがなく、高効率コアと高性能コアを交互に、それも抑えめに動かすことで発熱の抑制を図っているのが分かります。
3台ともメモリは16GB搭載です。
MacBook Proのものは写っていませんが、いずれもレンダリング中にメモリ不足になることはなく、おおむね9GB~13GBほどの使用で遷移していました。
負荷のかかりそうな他のアプリは落とした状態で検証しているので、レンダリングの待ち時間に画像編集ソフトなどで作業をしようとすると16GBメモリでは少し不足気味になるかもしれません。
ファンのないMacBook Airは少々モタリ気味......
お待ちかねの結果発表です。
GPUが強化されているProチップはレンダリング作業において圧倒的に強いのが分かります。
一方、書き出し作業においてはレンダリングほどの差は開いていません。
書き出しにはメディアエンジンの性能も関わってくるのですが、MaxやUltraはメディアエンジンの数が増えている一方ベーシックチップやProチップは1基のみの搭載なので、これが差が開きにくい原因かもしれません。
M2がM1に負けてしまっているのは、やはりファンの有無でしょうか。
MacBook Proはファンの回る音が時折聞こえましたが、MacBook Airのファンクションキーの辺りはけっこう熱を帯びており、熱が溜まる前に処理を終えられずにモタついてしまっているのでしょう。
4Kや長い動画をやりたい方は押さえておくべき点ですね。
M1チップも悪くないな🤔となる初代の完成度の高さ
さて、ここまで長々と書いてきましたが、M1は遅いのか、排熱用のファンがないと全くダメなのか、あるいはメモリ16GBやそれ以下ではもう厳しいのか、というとそうではありません。
もちろん新しいチップであったり、上位モデルであったり、排熱に強ければより早く作業を終えることができます。
ただ、どのモデルも現時点で3世代以上前ですが、途中でソフトがフリーズしたり落ちたりすることなく処理を完走しました。
M1チップは登場からまもなく6年が経とうとしていますが、動画編集に関わる作業を裏で回している間もブラウジングやメールなどの軽作業をこなせるだけの余力は十分にあります。
特にこれといってやることがなければ、タスクの終了を待つ間は洗い物とか掃除とかをする時間に充てることもできます。
何より最新のM5シリーズやM4シリーズはまだ価格が高いことも多く、10万円前後では手が届きにくいのが現状。
ならば、最初の一歩として比較的リーズナブルでまだまだ戦えるMacを選んでみるのは、かなり有力な選択肢になり得るのではないでしょうか?
※記事内の内容(仕様や価格など)は投稿日時点のものとなります。

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